次はAIGなのか? アリコHPにアクセス殺到

アリコジャパン・ホームページにアクセスが殺到!!

 一昨日は衝撃のリーマン・ブラザーズの破綻発表でしたが、昨日は米保険最大手のAIGに経営危機が表面化し、日本支社の各生保・損保に問い合わせが相次いだそうですね。

 アリコジャパンのホームページは、アクセスが殺到し、つながらない状態になったといいます。

 AIG(アメリカン・インターナショナル・グループ)の経営危機が報じられた2008年9月15日ぐらいからつながりにくくなったようです。

 16日午後には、「アクセスが集中し、サーバにつながりにくい状態となっております」
との表示が表れるようになったようです。

 アリコでは、「日本支社は、支払い余力の基準を満たしており、ご心配には及びません」と説明しているようです。

 自分は今、アリコの契約が無いので、その様子を直接確認することができませんが、容易にその混乱する状況が想像されます。

蘇る悪夢?!

 自分が生保機関長をしていた時に、生保危機を経験しました。

その時に、世の中の過剰反応の怖さを思い知りました。

 ちょっとしたニュースに浮つき、過敏になるお客様が非常に多かったですね。

 特に機関長の立場だと、職員が応対できないところの対応を余儀なくされるわけですが、一時期その数が多く、本来業務が全く手に付かないようなことがありました。

 風評被害は本当に怖いと感じました。

AIGの08年09月16日で分かっていること

「今は、お客さまへの対応で手いっぱい」

 とアリコジャパンが言っているそうですね。

 がん保険などで知られ、日本初の外資系生命保険会社のアリコジャパン。収入では業界5位になっています。

 一昨日に米証券大手リーマン・ブラザーズが経営破たんしたわけですが、それを「流血の日曜日」とか表現されている生地を見かけましたが、経営危機は「流血の日曜日」が引き金になったようです。

 同じようにサブプライム問題にかかわっていたAIGが、投資会社との融資交渉に失敗し、米ニューヨーク・タイムズ紙が、格下げされて資本を引き揚げられた場合、2~3日しか存続できない可能性があるとも報じたのです。

 AIGでは、FRB(連邦準備制度理事会)に400億ドルものつなぎ融資を要請しました。

 しかし、当局は受け付けず、株価は6割も下落して、格付会社が次々に格下げしました。

 AIGの日本支社では、アリコジャパンやAIGスター生命保険、AIGエジソン生命保険の生保3社、AIU保険会社、アメリカンホーム保険会社の損保2社があります。外資では、最大級の規模です。

 5社を取りまとめているAIGホールディングスの広報室では、取材に対し、保険契約者らから問い合わせが相次いでいることを明らかにしたようです。

保険業法に基づく生保・損保の契約者保護機構はあるが・・

 日本の保険会社では、契約者保護のため、保険業法に基づいて設立されている生保、損保の契約者保護機構に出資しています。AIGグループ各社も同様です。

 保険会社が破たんした場合、この制度により破たん時は保険契約の9割まで保証されます。

 しかし、他の保険会社と再契約した後は、利回りが下がって元金の増やし方が減ることで支払いが9割を下回る可能性はあるといいます。

 保護制度はあるが、AIG各社が実際の資産内容がどうなのか、真実の中身が気になります。

 いずれにしましても、当面AIGの動きから目が離せません。

サブプライムローンとは

 しかし世の中をここまでかき回す、サブプライムローンとは何なのか?

 一応おさらいの意味で、下記しておきます

 サブプライムローンとは、クレジットカードの返済延滞を繰り返す人や低所得など、信用力の低い顧客向けに貸し出す米国の住宅ローンのこと。

 回収できない恐れがあるため高金利で、年12%を上回る場合も。

 米国では、住宅ローン会社の債権は証券化され、ほかのローン債権などと組み合わせて投資家に販売され、国債市場を上回る約760兆円(6兆5000億ドル)もの市場規模に達する。

 うち13.4%がサブプライムローン。

 一方で「頭金なし」「所得証明書類の必要なし」というセールスも横行し、最近、大量の焦げ付き問題が表面化。

 2007年3月には、業界大手がニューヨーク株式市場で上場廃止となり、ローン会社などの業績不安や破綻(はたん)が続発している。

 関連した日系銀行の投融資は1兆円規模にのぼり、世界的にも約12兆円の損失もありうる、と米連邦準備制度理事会(FRB)はみている。

2008年09月17日

カテゴリー:FPブログ


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